

「携帯料金を抑えたいけど、格安スマホはいまいちわからない」と悩んでいませんか。格安スマホは、従来の携帯キャリアに比べて料金が安いだけでなく、通信会社ごとに特徴が異なります。
格安スマホを検討する際は、それぞれの特徴を押さえ、自分に適したプランがある通信会社を選ぶことが大切です。
ここでは、格安スマホのメリット・デメリットや格安スマホに向いている方の特徴、格安スマホを選ぶ際に基本となる5つのポイントを紹介します。
「携帯料金を抑えたいけど、格安スマホはいまいちわからない」と悩んでいませんか。格安スマホは、従来の携帯キャリアに比べて料金が安いだけでなく、通信会社ごとに特徴が異なります。
格安スマホを検討する際は、それぞれの特徴を押さえ、自分に適したプランがある通信会社を選ぶことが大切です。
ここでは、格安スマホのメリット・デメリットや格安スマホに向いている方の特徴、格安スマホを選ぶ際に基本となる5つのポイントを紹介します。
格安スマホとは、携帯キャリアとくらべて安い金額で使えるスマホの総称です。
スマホは一般的に、通信会社から提供されるSIMカードを端末に挿して通信を行います。「格安スマホ」と呼ぶ時は端末+SIMカードのセットを指し、月々の格安の金額で利用できるSIMを提供している通信会社を指す場合は「格安SIM」と呼ぶようになりました。
格安スマホや格安SIMを提供する通信会社を「MVNO」と呼びます。Mobile Virtual Network Operatorの頭文字をとった呼び名で、「仮想移動体通信事業者」が日本語訳です。MVNOの特徴として、携帯キャリアから通信設備(インフラ)を借りている点が挙げられます。
UQモバイルも、2020年10月1日まではMVNOのひとつでした。現在は、KDDIが提供するブランドのひとつとしてauやpovoとともにサービスを展開しています。
UQモバイルを、そのほかのMVNOと区別している方もいるかもしれません。通信品質のよさやサポート対応のための店舗展開など、ほかのMVNOの弱点とされる部分をカバーしている強みがUQモバイルにはあります。
以前からauを利用されている方にとっては、“KDDIが提供するブランドのひとつだから”と安心して乗り換えられる要因にもなっています。
MVNOがスマホやSIMカードの利用料金を格安で提供できることには理由があります。
先述したとおり、通信回線を携帯キャリアからレンタルしているためです。携帯キャリアは通信設備(インフラ)を整えるために初期投資を行い、作ったあとも維持費用を支払っています。
初期投資や維持費用はお客様からの利用料金でまかなわなければなりません。そのため携帯キャリアの利用料金は高くなるのです。
しかしMVNOは設備を借りているだけで、初期費用・維持費用の負担が小さくて済みます。その分だけ利用料金を下げられる仕組みです。
また、人件費や販売管理費などのコストを抑えている点も、MVNOの利用料金が安い要因とされます。通信設備(インフラ)だけでなく、実店舗をかまえないMVNOもあるのです。契約やお問い合わせなどの対応をネット上だけに限れば、家賃や人件費などを削減できます。1人で申し込みや手続きをすることに不安を感じる方もいるでしょう。
そういった方のために、料金を高めにしつつも、携帯キャリアが実店舗での接客や電話応対にスタッフをそろえてサポートを行っている点にも違いがあります。
格安スマホのメリットは安さだけではありません。すでにいくつか紹介しましたが、整理しながらあらためて紹介します。格安スマホと携帯キャリアとの違いを理解するうえでも役立ちます。
通信料が安い(通信回線をレンタル)
名前のとおり“格安”な点がメリットとしてまず挙げられます。通信回線を携帯キャリアからレンタルしたり、店舗をもたずにネット上で申し込み・設定・問い合わせなどの対応を完結させたりして、MVNOが維持費を抑えている点は大きいです。
また、利用料金は抑えつつも満足して使えるために格安スマホでは、下記のような機能やサービスが用意されています。ただし、名称や内容はMVNOごとで異なります。
カウントフリー
特定のネットサービスでデータ通信をしても、月間のデータ容量カウントに含まないサービス
くりこしサービス
データ容量を使いきれずに余った場合に、翌月にくりこせるサービス(くりこし上限がある場合も)
節約モード
通信速度を下げて、データ通信量を節約するモード
料金体系がわかりやすい
格安スマホは、シンプルな料金体系をとっている場合が多くあります。月々に使えるデータ容量の大きさに応じたプランが数パターン用意され、通信状況に応じて選べるようになっています。
携帯キャリアの場合は、プランがパッケージ化され、不要であるものの外せないサービスもあります。
格安スマホは、必要に応じてデータ容量の増加やオプション追加を行うことが一般的です。最低限のサービスにしぼれれば、必要以上に料金が高くなる心配も少なくなります。
契約期間の縛りがゆるい
格安スマホには、契約期間がなく乗り換えがしやすいメリットがあります。以前の携帯キャリアでは、一定期間の利用継続を前提に利用料金や端末代を安くする契約が主流でした。
しかし競争を活性化させるために、乗り換えの障壁になる条件は撤廃しています。これらの流れをうけて、格安スマホも縛りをゆるめることが主流になりました。
プランやオプションの選択肢が多い
シンプルなプランをベースにし、サービスやオプションを追加しながら個々に使いやすいように格安スマホはカスタマイズできます。特に、音声通話の使い方は人それぞれで違いが出る点です。
そのため、通話の長さや頻度に合わせてプランやオプションを選べる方式が格安スマホでは一般的になりました。
なかにはデータ通信のみで音声通話は不要という方もいるでしょう。料金が安くなるデータ通信のみのプランや、より大きなデータ容量が必要な方向けのプランがあるなど、わかりやすさと使いやすさを両立していることが格安スマホの特長です。
今までの電話番号が引き継げる(できない場合もある)
電話番号を変えたくない方は「MNP(Mobile Number Portability:携帯電話番号ポータビリティ)」の利用が可能です。
MNPとは、他の通信会社に乗り換えたとしても、現在使用している電話番号をそのまま使用できるサービスです。
「格安スマホに切り替えたい」と思いながらも、電話番号の変更は気が進まず通信会社を変えるか迷っていた方は、MNPの利用をおススメします。
ただし利用方法が機種によって異なる場合があるほか、利用できないMVNOもあるため注意が必要です。
MNPの利用に関する詳細は、機種メーカーや通信会社のホームページで確認できます。
格安スマホにはデメリットもあります。乗り換えの際に失敗・後悔をしないために、1つずつ確認しておきましょう。
初期設定を自分でしなければならない
料金を安くするためにサポート用の店舗をかまえていないMVNOがあることを紹介しました。携帯キャリアでは、初期設定などをスタッフに任せられますが、サポート用の店舗がないMVNOを選ぶと、初期設定を自分で行う必要があります。
SIMカードを挿し替えて機種変更をする時には、機種・SIMカード・通信会社の組み合わせが間違っていて、初期設定以前の問題に直面する可能性があることにも注意が必要です。
通信が不安定・通信速度が遅い
MVNOは通信回線を携帯キャリアからレンタルしている立場です。そのためネット利用が集中する時間帯は通信が不安定になる可能性があります。朝夕の通勤や通学の時間・昼休憩の時間・帰宅後で利用が増える21〜23時の夜間は通信速度が遅くなることが考えられます。
携帯キャリアの独自サービスが使えない(メールアドレス・決済サービス・LINEの年齢認証やID検索)
携帯キャリアから付与されるメールアドレスを利用している方も多いでしょう。もしくは決済やポイントのサービスも携帯キャリアが提供しているものを使用しているかもしれません。
MVNOに乗り換えると、MNPで電話番号は引き継げたとしても、携帯キャリアの契約に基づくメールアドレスやポイントなどを使用できなくなる可能性があります。
またLINEの機能に一部制限がかかるMVNOがあることにも注意が必要です。年齢認証やID検索が使えなくなる場合もあります。
通話料金が高くなる
携帯キャリアでの通話料は国内通話で22円/30秒が基本です。ただし使い方によって通話料が高額になるリスクがあるため、通話し放題のプランやオプションに加入していたという方もいるのではないでしょうか。格安スマホのなかには、携帯キャリアよりも通話料が安いものがあります。
しかし単価が安くても、通話量に応じた課金が無制限の場合、通話料が高額になるリスクが解消されたわけではありません。
テザリングが非対応/有料オプションの場合がある
テザリングとは、WiFiルーターの代わりにスマホを介して、パソコンやタブレットなどのほかの機器でデータ通信を行う機能です。スマホのテザリングを使用すれば、WiFiルーターの購入や契約にかかる費用が節約できます。
しかしテザリングに対応していないMVNOや、対応していても有料オプションになっている場合があります。
MNPで申し込むと一時的に使えない
MNPの利用には準備と時間が必要です。乗り換え前の通信会社からMNP予約番号の発行が必要になる場合があります。
また店舗ですぐに乗り換え作業ができればよいですが、ネットで申し込む時は商品が到着するまでの時間が避けられません。数日かかるケースもあります。
UQモバイルをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
スマホの料金が高くて困っている方やスマホをあまり使わない方などは、携帯キャリアよりも格安スマホを使用するほうが適していると考えられます。ここでは、格安スマホがおススメな方とその理由を解説します。
スマホの月額料金を安くするには、従来の携帯キャリアではなく格安スマホを選ぶほうがおススメです。携帯キャリアと比較すると、格安スマホはスマホにかかる月額料金を半額ほどに抑えられる場合があります。
例えば、通話料金は携帯キャリアが20円/30秒であることに対し、格安スマホは10円/30秒程度のところもあります。スマホの音声通話を使う方の場合、格安スマホなら通話料金が半額で済みます。
また、ネットやアプリ、動画などのコンテンツをよく利用する方のなかには、データ通信容量に余裕のあるプランを探す方もいます。
同じデータ通信容量でも、携帯キャリアと格安スマホのプランでは、月額料金に差があることもあるので、通信会社のホームページで料金を確認するようにしましょう。
「スマホの月額料金を安くしたい」と思いながらも、契約中の携帯キャリアに最適な料金プランがないと悩む方もいるのではないでしょうか。
普段からあまりスマホを使わない、通話は着信が多いという方は、携帯キャリア以外の通信会社を選ぶと、自分に合った料金プランを見つけられる可能性があります。
料金プランを変更したほうがよいのか、今のままのほうがよいのかわからない方は、以下のリストを確認しましょう。当てはまる項目が多いと月間のデータ通信量が少なく、料金プランを変えても問題なくスマホを利用できる可能性が高いといえます。
スマホを用途によって使い分けるために、2台目を検討する方もいるのではないでしょうか。仕事とプライベートで分けたり、お子様専用の端末を用意したりする際に、格安スマホを活用する方法があります。
格安スマホを2台持ちする場合、スマホにかかる月額料金は、契約内容次第で携帯キャリア1台分と同等、もしくはそれ以下となる可能性もあります。スマホの2台持ちは、バッテリー切れを回避しやすい、iOSとAndroidの両方を持てるなど、メリットの多い活用方法です。
同じ格安スマホでも、MVNOによってサービス内容や料金設定に違いがあります。違いに着目してご自身にマッチする格安スマホを選ぶことが大切です。格安スマホを選ぶ時の5つのチェックポイントを紹介します。
月額料金は、おもに1ヶ月で使えるデータ通信容量によって変わります。データ通信容量が多ければ利用料金は高くなるため、ご自身が毎月どの程度データを利用するのかを把握して、料金プランを選択することが重要になります。
UQモバイルの場合は使い方に合わせてプランを選ぶことができます!
また、povoの場合は、月額料金という形式ではなく必要な分のデータ容量を購入する形になります。データ使い放題(24時間)※330円/回や、1GB~150GBのデータを追加で購入することができます。
(2022年8月時点での料金になります)
そのため、月額料金を比較する際は、金額の安さだけでなく、ご自身の用途に合わせた料金プランを選びましょう。
通信速度は、どの格安スマホを選ぶかによって異なります。通信速度が遅いと、用途によっては快適さが損なわれる可能性があります。ご自身の用途をもとに、十分な通信速度を維持できる通信会社を選ぶことが大切です。
設定に自信がない方は、サポート用の店舗があるMVNOを選ぶと安心です。各社のホームページなどで店舗情報が確認できます。特に地方部の方は、近くに店舗がない可能性があります。
2020年3月から一部地域で5G通信のサービスが開始されましたが、店舗の所在確認と合わせて、5Gのエリアも確認すると格安スマホの選択肢も変わります。
機種も5G対応でバリエーションが広がってきました。ハイスペックな最新機種を使いたい方は、取り扱いのあるMVNOを選びましょう。機種・SIMカード・通信会社の組み合わせに問題がないかどうかも確認することが大事です。
また最新機種よりも、安い旧機種や高齢者・お子様向けで機能がしぼられた機種を所望する方もいます。ご自身のニーズに合う格安スマホが買えるMVNOを探しましょう。
利用料金をさらにお得にできるプランやサービスは見逃せません。同じ通信会社のスマホを家族全員で使って安くなるサービスや、UQモバイルの「自宅セット割」のように電気供給の切り替えとセットでスマホの料金を割り引くサービスなど、MVNOごとで違いがあります。詳細は各社のホームページなどで比較が可能です。
UQモバイルをご検討の方、
お気軽にご相談ください!
格安スマホとは、携帯キャリアとくらべて安い金額で使えるスマホの総称でした。格安スマホのなかでも、提供するMVNOごとに料金設定やサービス内容が大きく異なるため、契約前に情報を確認・比較することが重要です。
UQモバイルはMVNOではありませんが、それらに負けないおトクなプランをご用意しています。
使い方に合わせてムダなくおトクに使いたいなら「トクトクプラン」、データ通話もたっぷり使いたいなら「コミコミプラン」、手軽な料金で毎月スマホを持ちたいなら「ミニミニプラン」です。
ご自身の使い方にあったプランを選んでおトクにお使いいただけます。
UQモバイルならネットはもちろん、UQスポット・auショップ(一部店舗除く)・au Styleなど日本全国の取扱店舗でも申し込みが可能です。店頭なら相談対応に加え、実機にも触れられ、スマホの即日受け渡しもできます(商品在庫状況やお手続き時間により即日お渡しができない場合もあります)。
端末補償サービスなどのサポートサービス(有料)もありますので、店舗にお立ち寄りのうえスタッフまでご相談ください。
5G対応機種の発売はすでにスタートしていますので、新しい機種の購入を検討中の方におススメです。ただし5Gの対応エリアは一部に限られます。そのため5G以前の4Gでの通信が安定しているかどうかを、ぜひ併せてチェックしましょう。
UQモバイルはau 4G LTEを使って安定した通信を提供しています。格安スマホなら、4Gも安定して使えるUQモバイルをぜひご検討ください。
格安スマホでは、契約から開通作業までを自分で行わなくてはならない場合があります。ここからは、格安スマホの手続き方法や利用に関する疑問を見ていきます。
なお、SIMカードの申し込み手順や利用開始手続きの詳しい方法は、契約する通信会社のホームページで確認できます。
現在使用しているスマホの電話番号は、格安スマホに引き継げます※。電話番号を変えずに格安スマホへ引き継ぐ手順は、以下のとおりです。
・格安スマホへ電話番号を引き継ぐ手順
1.MNP予約番号を取得する
契約中の通信会社からMNP予約番号を取得します。MNP予約番号とは、電話番号の引き継ぎに必要な10桁の数字を指します。MNP予約番号には、取得日を含めて15日しか有効期限がない点に注意が必要です。
2.新しいスマホを用意してSIMカードを申し込む
新しいスマホを用意し、契約したい通信会社のSIMカードを申し込みます。電話番号を引き継ぐ場合には、申し込みの際にMNP予約番号が必要です。申し込みページの案内に沿って必要事項を入力しましょう。
3.格安スマホの利用開始手続きをする
手元にSIMカードが届いたら、利用案内などに沿ってスマホの利用開始手続きを行います。利用手続き完了後に、これまで使用していた携帯キャリアのスマホが圏外になったことを確認したら、SIMカードを新しいスマホに挿入し、最後にAPN設定を行います。
格安スマホの多くは、申し込みから利用開始手続きまでをすべて自分で行う必要があります。格安スマホへの乗り換え方は、以下のとおりです。
・新規で端末を購入する場合
1.新しいスマホを用意する
新規端末をあらかじめ購入しておくか、SIMカードの申し込みと同時に購入します。
2.スマホ本体とSIMカードを申し込む
申し込みページの案内に沿って必要事項を入力し、スマホ本体とSIMカードを申し込みます(スマホを購入しない場合はSIMカードのみ)。
3.スマホ本体とSIMカードが届く
申し込み後、2日~4日ほどでスマホ本体とSIMカードが届きます。
4.格安スマホの利用開始手続きをする
新しいスマホにSIMカードを挿入し、利用案内などに沿ってスマホの利用開始手続きを行います。通信や発信を問題なく行うことができれば、格安スマホへの乗り換えは完了です。
・現在使用している端末をそのまま引き継ぐ場合
1.端末が利用可能か確認する
乗り換えたい通信会社のホームページなどで、現在使用している端末の動作確認状況を確認します。通信会社側で動作確認されていない端末は、使用できない可能性があるため注意しましょう。
2.端末のSIMロック解除を行う(必要な場合のみ)
SIMロックがかかった端末で格安スマホに乗り換える際は、事前にSIMロック解除を行います。
3.SIMカードを申し込む
申し込みページの案内に沿って必要事項を入力し、SIMカードを申し込みます。
4.SIMカードが届く
申し込み後、7日~10日ほどでSIMカードが届きます。
5.格安スマホの利用開始手続きをする
スマホにSIMカードを挿入し、利用案内などに沿ってスマホの利用開始手続きを行います。通信や発信を問題なく行うことができれば、格安スマホへの乗り換えは完了です。
携帯キャリアから格安スマホに乗り換えたとしても、LINEなどのアプリは基本的に今までどおり使用できます。電話やネット、緊急通報などの基本的なサービスが使えなくなることもありません。
ただし、格安スマホでは、今まで使用していたキャリアメールをオプションで使用することはできますが、基本的には使えなくなります。端末によっては、おサイフケータイ(Suica、Edy)を利用できないため、これらのサービスを利用中の方は注意が必要です。
UQモバイルをご検討の方、
お気軽にご相談ください!