シニア世代のスマホの保有率はどのくらい?
今、シニア世代のスマホ利用が増えています。実際はどれくらいの方がお使いなのか、データで見てみましょう!


- ※総務省 通信利用動向調査調べ
総務省のデータによると、平成27年(2015年)と令和3年(2021年)では、スマホを使用している60代の方が約3倍近く、70代の方が4倍近く増加しています。(「平成27年・令和3年 通信利用動向調査の結果」より)
増加の背景にはさまざまな理由が考えられますが、利便性の高さは理由のひとつと考えられます。
スマホはケータイよりも画面が大きいものが多く、メールや調べ物に適しているため、高齢者の方にとっても使いやすいといえます。
シニア世代がスマホを持つべき理由
シニア世代がスマホを持つべき理由は、大きく下記の3つが挙げられます。
- 3G回線を使用するケータイは使えなくなる
- シニア向けのスマホが増えている
- 料金もプランや機種の選び方しだいで安く抑えられる

3G回線を使用するケータイは今後使えなくなります。auでは2022年3月31日に既にサービスを終了していて、その他大手通信会社も今後サービスを終了することが発表されています。
そのため、3Gのケータイを利用中の方は、スマホや4Gのケータイへの機種変更を検討する必要があります。
また、昨今では、シニア向けのスマホも機種が増えていて、シニアにもスマホが使いやすい環境が整っています。
現在ケータイを利用している方やスマホもケータイも使用していない方は、スマホを持つことを検討してみるとよいでしょう。
「ケータイに比べると、スマホの料金は高い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。スマホでも、プランや機種の選び方しだいでは、毎月の料金は安く抑えることはできます。スマホやプランの選び方の、基本的な知識を知っておくことが重要です。
ちなみに、スマホを持つと主に下記のような便利な点があります。
- 画面が大きいものが多く、メールや調べ物に適している
- ビデオ通話機能を利用できる
- GPSで家族と位置情報を共有ができる
ケータイに比べるとスマホの画面は大きいので、文字や画像を大きく表示でき、ニュースやWebページを見るのも楽になります。
また、ビデオ通話機能が利用しやすいのも強みです。離れた場所でも相手の顔を見ながら気軽にコミュニケーションを取ることができるのはうれしいポイントです。
その他、GPS機能を使って自分の位置を伝えやすい機能があるなど、利点が数多くあります。