Wi-Fiマークの種類と意味について
WiFiマークとは、WiFiルーターやポケットWiFiの接続・通信状態を表す、扇状のマークのことです。WiFiマークが表示されていれば「正しくWiFi接続できていて、通信にも問題がない」ことを表します。

Wi-Fiマークの扇が増減する理由
WiFiマークの扇の数は、増えたり減ったりすることがあります。この増減は、機器が受信するWiFi電波の強さを表すものです。扇がフルサイズで表示されていれば、機器に十分な電波が届き、正常に接続できていることを意味します。
一方で、扇が1つか2つの状態が続く場合は、スムーズな通信ができていないと考えられます。自宅や飲食店などで扇が小さくなり、その状態での通信に不便さを感じる場合は、WiFiマークをチェックしながら、電波状態のよい場所に移動してみましょう。
Wi-Fiマークの隣に表示される「矢印」や「三角形」
WiFiマークの扇の隣に表示される、上向き・下向きの「矢印」または「三角マーク」は、以下のようにデータの送受信状況を表します。
・WiFiマーク+↑または▲:データ送信中(写真・動画やメッセージのアップロード など)
・WiFiマーク+↓または▼:データ受信中(Webページを開く、アプリのダウンロード、動画再生 など)
なお、端末のバックグラウンドでアプリの更新やデータの送受信が行われている場合、スマホなどを使っている方が意図しないタイミングで矢印や三角マークが表示されることがあります。
Wi-Fiマークの隣に表示される「数字」
スマホやタブレット端末の機種によっては、WiFiマークの隣に「4」「5」「6」などの数字が表示されることがあります。この数字は以下のように、無線LANの規格(WiFiの規格バージョン)を意味するものです。
・4(Wi-Fi 4)=IEEE 802.11n
・5(Wi-Fi 5)=IEEE 802.11ac
・6(Wi-Fi 6)=IEEE 802.11ax
2022年8月時点では、上記のなかで「6」の最大通信速度が最も速くなります。
未接続やトラブル時のWi-Fiマーク
WiFiに未接続の時には、「扇マークが非表示」または「×」マーク、接続はしているが通信状態に問題がある時には「!」マークが表示されます。
以降の章では、「×」マークと「!」マークが表示される原因と対処法などを詳しく解説します。